経費

Uber Eatsの経費|勘定科目の一覧【確定申告で必須】

これってウーバーイーツの経費にできる?

って疑問を一気に解決できる一覧表ができました。

経費を勘定科目別に書いてるので、確定申告でそのまま使えます。

上場企業で税金担当してる筆者が作成したので信頼性もありますよ。

ぜひお役立てください。

Uber Eats(ウーバーイーツ)の経費とは

Uber Eatsの配達パートナーをするために払ったお金、経費で落とせます。

経費で落とすってそもそも何なの?

できるだけ経費にして「所得」を減らすことで節税になるんです。

払う税金は、「所得×税率」で決まります。

所得とは、Uber Eats(ウーバーイーツ)からもらった収入から経費を引いた金額。

こんなイメージ↓
uber確定申告 所得とは
つまり、経費をたくさん計上するほど、「所得」が減って節税になるんです。

確定申告するには、この「経費」を理解することが必要。

経費にできるのはどんな費用なのか、説明していきますね。

Uber Eatsの経費|勘定科目一覧

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上の表が、Uber Eats(ウーバーイーツ)で経費にできるものと勘定科目の一覧。

長押しで保存できるので、確定申告や普段の経費登録の時に使ってください。

勘定科目とは、おこづかい帳で「何に使ったのか」っていう品目のこと。

例えば、「食費」とか「光熱費」とかも勘定科目です。

勘定科目それぞれについて、説明していきます。

消耗品費

Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達員が「消耗品費」にできる費用はめっちゃあります。

ウーバーイーツで消耗品費にできる費用

  • ウーバーイーツのバッグ(公式・自前どちらでもOK)
  • スマートフォン本体・アクセサリー
  • モバイルバッテリー
  • 財布
  • ウェストポーチ
  • 防水スプレー
  • 専用のウェア
  • 自転車の付属品(鍵・ヘルメット他)

とにかく、Uber Eats(ウーバーイーツ)で使ったものは経費にする、くらいの気持ちで。

でも、スマホってプライベートでも使ってるよ?

こういう場合は、スマホをUber Eats(ウーバーイーツ)とプライベート、どのくらいずつ使ってるか大体で按分します。

専門用語では「家事按分」って言います。

スマホ代の家事按分の例
週にスマホを20時間使っているうち、10時間はUber Eats(ウーバーイーツ)で使用。

1か月のスマホ利用料金10,000円×10時間/20時間=5,000円を経費に。

って感じで、大体で按分します。

Uber Eats(ウーバーイーツ)で自転車に乗るとき用に買ったウェアも経費に。

ウェアをプライベートでも使うよ、って人は按分しなきゃいけないですが、そこまでは税務署の人もわかんないからとやかく言わないはず。

車両費


配達パートナーに欠かせない自転車やバイク代は「車両費」って勘定科目で経費に計上します。

Uber Eats(ウーバーイーツ)で車両費になるものはこんな感じ。

ウーバーイーツで車両費にできる費用

  • 自転車やバイク本体代(10万円以内)
  • 自転車の修理代
  • ガソリン代
  • シェアサイクル代

車両費に計上できる金額は大きいので、できるだけ経費にしましょう。

ガソリン代はプライベートでも使ってるならさっき説明した「按分」でUber Eats(ウーバーイーツ)で使った分だけ費用にします。

ドコモのシェアサイクルなどを使ってる人は、利用した代金も「車両費」に計上してOKです。

注意したいのが、自転車やバイクの本体代金が10万円以上のものを購入した場合。

10万円以内の自転車やバイクなら「車両費」でOKですが、ちょっといいクロスバイクを買って10万円を超えちゃうと・・・

「資産」に計上して「減価償却」しなきゃいけません。

はあ?なんじゃそりゃあああ意味わかんね

ってなると思うので減価償却費については後の方で書いてます。

とりあえず、10万円以内なら車両費、超えると「減価償却費」っていうのになりますよってことだけ抑えておいてください。

旅費交通費


Uber Eats(ウーバーイーツ)で旅費交通費で経費にできるのはこの辺の費用↓

ウーバーイーツで旅費交通費になる費用

  • 駐輪場代
  • 配達エリアまでの電車代

配達エリアまでの電車代はSuicaやPASUMOで払うので領収書がないですよね。

日にちと経路、かかった費用をメモしておけば領収書がなくてもOK。

できれば、Uber Eats(ウーバーイーツ)用とプライベート用で分けると、チャージした金額を旅費交通費にすればいいので楽です。

保険料

Uber Eats(ウーバーイーツ)で無料で加入してる保険は、料理をピックアップして配達し終わるまで。

お店までや配達が終わって帰るときなんかは無保険になっちゃうので、任意保険に入ってる人も多いのでは。

保険料はそれほど高くないですし、全額経費にしても構わないでしょう。

通信費

Uber Eats(ウーバーイーツ)イーツをやってると、めっちゃ通信パケット食いますよね。

通話料や通信料は先ほど述べたプライベートの使用量と良い感じに按分してください。

よくわかんないな、って人は週に何日Uber Eats(ウーバーイーツ)イーツやってるか、で按分すればOKです。

交際費


Uber Eats(ウーバーイーツ)で働いてる仕事仲間と情報交換のために飲み会をした費用。

実はこれ、「交際費」って経費にできるんです。

友達との飲み会はNGですよ、あくまでも仕事で使った場合です。

税務調査が万が一来た時のために飲み会の領収書に以下をメモしておいてください。

  • 参加人数
  • 参加した人の名前
  • 参加した人との関係

交際費は奥が深くて本が1冊できるくらいなんですが、Uber Eats(ウーバーイーツ)の経費に入れる交際費としてはこれだけ知っておけばOKです。

減価償却費


減価償却費、さっき言ってたやつです。

10万円以上の自転車やバイクを買っちゃった人は少しお付き合いください。

自転車は2年、バイクは3年で減価償却することが決まってます。(法定耐用年数って言います)

自転車なら2年かけて費用にしてね、って意味です。

【減価償却費の例】

2020年3月に20万円の自転車を買いました。

2020年の確定申告で計上できる「減価償却費」は

20万円×10ヶ月/24ヶ月=約8.3万円

10か月は3月~12月を表してます。

確定申告は1月~12月の収入と経費で考えるので、↑の計算になります。

なお、開業届を出して青色申告をしてる人は30万円までなら一括で費用にできます。

開業費

Uber Eats(ウーバーイーツ)で節税しながら稼ぎたい人は開業届を出す人もいますよね。

開業にかかる費用はまとめて「開業費」にできます。

開業費については別の記事で詳しく書きます。

雑費

これ、何の費用かわからんけど、Uber Eats(ウーバーイーツ)で使ったぜ!っていう費用は雑費につっこんどいてOK

ほぼ、消耗品費で行けるはずですが、「違いそう」ってやつは「雑費」です。

微妙なラインの経費


以下の経費はグレーゾーン。

  • 待機場所としての家賃
  • 飲み物代

家賃を100%経費にすると完全にアウト。

帳簿を付ける場所、自転車やウーバーイーツのカバンを置く場所ってことで家賃の5~10%くらいなら、経費にしてもぎり見逃してもらえるかもしれません。

税務署の担当者によって判断が分かれそうなところです。

飲み物代も微妙なライン。

でも、夏場に配達の合間に飲んだ飲み物代なんかは、必要経費にできます。

プライベートときっちり分けてレシートを管理しておけば、経費にしても通るでしょう。

Uber Eatsの経費をきっちり計上すれば節税に


Uber Eats(ウーバーイーツ)の経費の勘定科目について説明しました。

確定申告の前に焦ってレシートをひっくり返すより、使う都度にスマホで経費を管理しておく方が楽です。

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